(C)Production I.G/ナデシコ製作委員会・テレビ東京
こんにちは、アニメ好きの皆さん。ここ最近やたらと昔のアニメの話題が多い様に感じるのは私だけでしょうか?
「悪魔くん」や「スラムダンク」、「ガンダムseed」に「シャーマンキング」、「うる星やつら」等。例を上げればキリがないほどいっぱい出てるような気がします。そして今回は「宇宙戦艦ナデシコ」がYouTubeで無料公開する事が決まりました。昔のアニメブームが来ているのかもしれませんね。
という訳で今回は、私が大好きなアニメの一つである、TVアニメ『機動戦艦ナデシコ』について紹介したいと思います。このアニメは、1996年から1997年にかけてテレビ東京系で放送されたSF・ラブコメ・ロボットアニメで、略称は「ナデシコ」です。1998年には劇場版『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』が公開されました。
このアニメは、宇宙戦艦ナデシコとそのクルーの活躍を描いた作品で、コミカルで明るい雰囲気とシリアスで重厚なストーリーが絶妙にバランスした作品です。古代火星文明の謎や木星蜥蜴との戦争など、SF的な要素に加えて、劇中劇として登場する熱血ロボットアニメ『ゲキ・ガンガー3』や、個性豊かなキャラクターたちの恋愛模様など、ラブコメ的な要素も盛り込まれています。また、日本神話の神々から引用した固有名詞や漢字の多用など、和風テイストの強い作品でもあります。
このアニメの魅力は、たくさんありますが、私は以下の3点にまとめてみました。
1. ナデシコという舞台が主人公という集団群衆ドラマの構成
ナデシコとは、民間企業ネルガル重工が開発した実験戦艦で、火星に残された人々を救うために発進します。ナデシコのクルーは、「能力が一流なら性格は問わない」という方針のもと、一癖も二癖もある人物ばかりが集められます。例えば、主人公の一人であるテンカワ・アキトは、火星で暮らしていた少年で、ゲキ・ガンガー3の大ファンで、料理が得意で、エステバリスというロボットのパイロットになります。もう一人の主人公であるミスマル・ユリカは、ナデシコの艦長で、天才的な指揮能力を持ちながらも、幼稚でわがままで、アキトに片思いをしています。他にも、ナデシコのクルーには、元自衛隊の軍人で、ナデシコの副長であるミナト・ハルカや、当時絶大な人気を誇ったホシノ・ルリ(ルリルリ)や、様々なキャラクターがいます。
ナデシコのクルーは、それぞれに個性的で魅力的なキャラクターであり、彼らの日常や人間関係が作品の大きな見どころとなります。ナデシコのクルーは、木星蜥蜴との戦闘や古代火星文明の謎に巻き込まれながらも、ナデシコという舞台で共に生きていくことを選びます。ナデシコは、クルーたちの居場所であり、家族であり、友人であり、恋人であり、そして主人公であるのです。
グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY) POP UP PARADE 機動戦艦ナデシコ ホシノ ルリ ノンスケール プラスチック製 塗装済み完成品フィギュア |
2. ゲキ・ガンガー3という劇中劇が作品のテーマ性を支える構造
ゲキ・ガンガー3とは、1970年代に放送されたという設定の熱血ロボットアニメで、このアニメの劇中劇として度々登場します。ゲキ・ガンガー3は、このアニメのキャラクターたちにとって、憧れや影響力のある作品であり、彼らの行動や思想に反映されます。例えば、アキトは、ゲキ・ガンガー3の主人公である天空ケンのように、正義感や友情や愛情に溢れた人間になりたいと思っています。また、ユリカは、ゲキ・ガンガー3のヒロインである国分寺ナナコのように、アキトに対して素直になれないでいます。さらに、ゲキ・ガンガー3の最終回を見ていなかったりすることで、自分の過去や現実と向き合うことを避けています。
ゲキ・ガンガー3は、このアニメとは対照的に、正義と悪、勝利と敗北、喜びと悲しみがはっきりと分かれた作品であり、このアニメのテーマ性を際立たせます。このアニメでは、木星蜥蜴との戦争は、単純な善悪の対立ではなく、人類の歴史や政治や思想の複雑さに関わっています。また、ナデシコのクルーたちは、戦闘で仲間を失ったり、裏切りに遭ったり、嘘をついたり、傷つけたりすることもあります。さらに、ナデシコのクルーたちは、ゲキ・ガンガー3のようなハッピーエンドを迎えることができるのか、それとも悲劇的な結末を迎えるのか、不確かな未来に向かっています。
ゲキ・ガンガー3は、このアニメの中で、現実と虚構の境界を曖昧にする役割も果たします。例えば、このアニメの最終回では、ゲキ・ガンガー3の最終回が放送されるという衝撃的な展開があります。この最終回は、ゲキ・ガンガー3のファンにとっては、幻の最終回とされていたもので、このアニメのキャラクターたちも見たことがなかったものです。この最終回は、ゲキ・ガンガー3の世界観やテーマを大きく変えるものであり、このアニメのキャラクターたちにも大きな影響を与えます。
ゲキ・ガンガー3は、このアニメの中で、このアニメのファンにとっても、懐かしさや感動を呼ぶ作品となります。ゲキ・ガンガー3の主題歌や挿入歌は、このアニメのサウンドトラックにも収録されており、聴くだけで熱くなれる名曲ばかりです。また、ゲキ・ガンガー3のグッズやイベントも、このアニメのファンにとっては、見逃せないものです。
新品価格 |
3. ナデシコのクルーたちの恋愛模様が作品に華を添える要素
ナデシコのクルーたちの恋愛模様は、このアニメのもう一つの大きな見どころです。ナデシコのクルーたちの恋愛模様は、コミカルで明るい場面もあれば、シリアスで切ない場面もあります。例えば、アキトとユリカの関係は、幼いころに出会ったことがきっかけで、お互いに惹かれ合っていきますが、アキトはユリカの気持ちに気づかなかったり、ユリカはアキトに対して素直になれなかったりすることで、なかなか進展しません。また、アキトは、ルリやメグミという他の女性キャラクターとも親しくなっていきますが、それがユリカの嫉妬や不安を引き起こします。さらに、アキトは、自分の出生の秘密やナデシコの運命に関わる重要な役割を知ることで、ユリカとの関係にも影響を受けます。
ナデシコのクルーたちの恋愛模様は、このアニメのストーリーにも大きく関わっており、彼らの運命や選択に影響を与えます。ナデシコのクルーたちの恋愛模様は、このアニメのファンにとっても、応援したり悩んだりする楽しみとなります。ナデシコのクルーたちの恋愛模様は、このアニメの最後まで決着がつかないものもありますが、それがこのアニメの魅力の一つでもあります。
機動戦艦ナデシコ TV全26話 特別編 OVA 劇場版 ブルーレイ Box 新品価格 |
まとめ
以上が、私が紹介したかった、TVアニメ『機動戦艦ナデシコ』の魅力とは?でした。このアニメは、SF・ラブコメ・ロボットアニメという多彩なジャンルを融合した作品であり、ナデシコという舞台が主人公という集団群衆ドラマの構成や、ゲキ・ガンガー3という劇中劇が作品のテーマ性を支える構造や、ナデシコのクルーたちの恋愛模様が作品に華を添える要素など、様々な魅力があります。ファンであれば、公式ホームページをチェックして、このアニメの世界観やキャラクターたちにもっと触れてみてはいかがでしょうか。このアニメは、現在も多くのファンに愛されています。TVアニメ『機動戦艦ナデシコ』を無料期間中にご覧下さい。
12月9日よりTVアニメ『機動戦艦ナデシコ』全26話をYoutubeにて期間限定で公開します。
YouTubeでの無料公開のスケジュールは以下の通りとなります。
- 【1話~13話】
12/9(土) 18:00~2024/1/6(土) 17:59 - 【14話~26話】
12/23(土) 18:00~2024/1/20(土) 17:59
イッキ見上映会も12/23(土) 18:00~開催されます。
(C)Production I.G/ナデシコ製作委員会・テレビ東京
機動戦艦ナデシコ公式ホームページ
無料公開まで待てないよ。とか一気に観たいよ。という方は、お見逃し配信もあるのでそちらで観るのも良いと思いますよ。