画像引用:©Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX, Project TSUGAI
突然ですが、全『ヨミツガ』ファンに問いたい。ツガイの名前、エモすぎませんか!?精度高すぎませんか!?
『黄泉のツガイ』に登場する、ふたつでひとつの対なる存在「ツガイ」。彼らは主(あるじ)から様々な名前を与えられていますが、ぶっちゃけそのネーミングの法則を紐解くと、民間伝承や寓話のオマージュがヤバいのはもちろん、**契約者の「心の内側」や「本当の性格」が残酷なまでに透けて見えて最高にゾクゾクするんです!!!**
荒川弘先生の過去作でも名付けには狂気的なこだわりがありましたが、本作も完全に確信犯。今回は、大人気ツガイたちの愛おしすぎるネーミングや呼び方から、主とツガイの間に渦巻く濃厚な関係性をファン目線で限界突破考察していきます!!!
1. ユルと「左右様」:「命令とかおこがましい」から「右さん・左さん」へ変わる、距離感の尊すぎる変化

東村の守り神である石像を本尊とし、顕現すれば超絶美麗かつ強大な人型の男女の姿となる、ユルのツガイ「左右(さゆう)様」。作中最高最強のバディであるお二人ですが、彼らの「呼び方の変化」には、ユルとツガイの心の通い合いが完璧に表現されているのをご存知でしょうか!
まず注目したいのが、第1巻のあの衝撃的な契約シーン。顕現した左右様から「命令してくれれば何でもするぞ」と言われたユルですが、彼はまず、神への最大の敬意を込めてこう答えます。
「俺なんかが命令とか おこがましい。ずっと『左右様』って呼んでたんだし これからも『左右様』で」
普通の作品なら、主になった瞬間に強そうな新しい名前をつけたり、偉そうに命令したりして支配権を示そうとするものですが、ユルはそれをあえて拒否。これまで村を見守り続けてくれた守り神への敬意を何よりも重んじた、ユルらしい真っ直ぐな謙虚さから物語はスタートします。
しかし、一括りの神聖な記号として「左右様」と呼び続けるだけでは終わらないのが本作の恐ろしいエモさ。物語が進み、お互いの心が通じ合っていくにつれて、ユルはお二人を一つの概念ではなく、それぞれ別の意思を持った「個別の存在」として深く認識するようになっていきます。そして、親愛を込めてごく自然に**「右さん」「左さん」**と、それぞれに「さん」を付けて呼び分けるようになっていくんです……!
新しい名前で支配する(上書きする)エゴをあえて捨て、相手を神としてリスペクトしながらも、最終的には「一人の大切な相棒」として対等に向き合い、寄り添っていく。このユルの圧倒的なフラットさと器の大きさこそが、左右様との冷徹な主従関係を軽々と飛び越え、魂レベルで信頼し合える『最高の半身』になれた理由に他なりません。最初の一歩から呼び方の変化に至るまで、二人の絆の描き方が本当に丁寧で尊すぎます……!
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上顎と下顎で対をなし、敵をバチバチに噛みちぎるガブちゃんのツガイ「ガブリエル」。見た目のインパクトもさることながら、「ガブッ」といくからガブリエルっていう安直さ(大天使のパロディ)が最高です。
で、ファンとして絶対に悶絶するのが彼らの個人名!!!
大きい方が「ジョー・ウィリアムフレデリック・ガブリエルⅠ世」、小さい方が「カーク・ダグラス・ウオルドグレイヴ・ガブリエルⅡ世」ですよ!?長っ!!!癖強っ!!!
これ完全に主であるガブちゃんの趣味全開ですよね。相手の存在を尊重して「左右様」「右さん・左さん」と呼ぶユルに対し、ガブちゃんはツガイを自分の大好きなコレクション、あるいは最高のお人形さんのように扱って自分の世界に100%染め上げる。この契約者ごとのスタンスの対比がネーミングに現れていて最高に推せます!
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大小のアンコウの姿をし、影森家のエグい死体処理や武器庫の役割を一手に引き受けるジンのツガイ「掃除屋(スカベンジャー)」。このおぞましすぎる裏仕事をこなすツガイに対し、ジンがつけた個人名がまたヤバい。
なんと、大きいメスが「愛ちゃん」、小さいオスが「誠くん」!!!
いや生々しいわ!!!(笑)提灯で人間を誘惑してパックリ捕食するという、実際のアンコウの生態に即した能力を持つ彼らに、あえて「愛」や「誠」という純粋極まりない言葉を冠するジンの狂気。暗殺や裏仕事を平然と笑顔でこなす彼の「本性を隠すための擬態」なのか、それとも冷徹な現実をあえてポップな名前で煙に巻く彼なりのユーモアなのか……。どちらにせよ、ジンの歪んだ倫理観がネーミングに現れててゾクゾクが止まりません!
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物語の中で、アサが敵から力ずくで強奪し、新たな主となったツガイ「陰陽(いんよう)」。白と黒の不気味な姿をし、本来は東洋哲学のシリアスな概念を冠した強キャラ感あふれるツガイですが、アサちゃんが与えた新しい名前がこれまた伝説級でした。
まさかの「おはぎ」と...「だいふく」!!!
緊迫したバトルの後、この名前が飛び出した瞬間、全ファンが笑顔になりましたよね!?
しかもアサちゃん、この2匹に対して**めちゃくちゃデレデレの緩みきった聖母のような表情**を見せてるんですよ!!!(笑)元々は敵のツガイだったはずなのに、手に入れた瞬間「うわぁ、可愛い~!🥰」と言わんばかりに、自分の大好きな和菓子の名前を付けちゃうマイペースさ!
本来のツガイである「解」「封」には重くシリアスな運命を背負っているアサちゃんですが、自分で勝ち取った『おはぎ・だいふく』の前では、年相応の女の子らしい「可愛いもの大好き!」な素顔を見せてくれる……。このギャップこそがもう尊すぎて、ファンとして一撃でノックアウトされる名シーンです!!!
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段野家に代々受け継がれてきた、猫と犬の姿をした追跡のスペシャリスト「前虎後狼(ぜんここうろう)」。個人名も「虎鉄(こてつ)」「二狼(じろう)」と、めちゃくちゃ硬派でカッコいい!
元ネタは間違いなく「前門の虎、後門の狼」という、一難去ってまた一難、逃げ場のない絶望的な危機を表す四字熟語です。本来なら人間に牙を剥く恐怖の象徴である「虎と狼」を、段野家は代々手懐け、自分たちの「最強の味方」として使役してきたわけです。現代社会に完全順応し、スマホやタブレットをサクサク使いこなして位置情報を送ってくる彼らのハイテクさと、古風な四字熟語のギャップ。ハナたちの、歴史の重みと合理性を両立したプロフェッショナルな生き様がこの名前に凝縮されています!
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愛らしい兎と重厚な亀の姿をした、作中屈指の人気コンビ「兎と亀」。ハルオが呼ぶ「うさちゃん」「カメちゃん」という愛称の癒やし効果は抜群ですが、戦闘時のエグさは全く癒やされません((笑))。
元ネタは誰もが知るイソップ寓話の「うさぎとかめ」。物語の中では絶対に相容れないライバル同士だった2匹が、ツガイとして「ふたつでひとつ」になっている皮肉。これぞ荒川先生の真骨頂ですよね!!!
俊敏なフットワークで敵をボコボコに翻弄する「うさちゃん」と、ハルオの指示で突如空中に現れ、剛腕の左様さえも地面にめり込ませる重量操作を放つ「カメちゃん」。相反する『速度』と『重量』の二面性をそのまま童話のライバルに例えて名付けた、美しすぎる機能美ネーミングに全ファンが脱帽です!
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出てくるたびに画面が一気に賑やかになる、作中屈指のコメディリリーフであり大人気ツガイの「狐狸変化(こりへんげ)」。古来より日本の民間伝承で人間を騙してきた「狐(きつね)」と「狸(たぬき)」の対であり、文字通り幻術や変身を駆使して戦場を大混乱に陥れるトリックスターです。
これだけ聞くと「いかにも伝承モチーフの荒川作品らしい渋いチョイス!」と思うじゃないですか。……ところがギッチョン!!!彼らの個人名が判明した瞬間、全読者の脳内に激震が走りましたよね!?
なんと、キツネの姿をした方が「赤井(あかい)さん」、タヌキの姿をした方が「みどりさん」!!!
いや、「赤いきつね」と「緑のたぬき」じゃねーか!!!!(爆笑)
どう考えても東洋水産さんのあの国民的カップ麺しか連想できない、ド直球すぎるパロディネーミング!!!「狐狸変化」っていう強キャラ感あふれるツガイ名とのギャップがもう、エグすぎてお腹痛いです(笑)。
シリアスな化かし合いの心理戦を体現するツガイでありながら、主(あるいは荒川先生)の超絶お茶目な遊び心によって、全ファンの「胃袋と食欲」を刺激するコミカルな名前を授けられてしまったお二人。この、シリアスとギャグを最高のバランスで融合させてくるネーミングセンスこそ、私たちが荒川弘先生の掌の上で転がされ、作品を愛してやまない最大の理由です!!!夜中にヨミツガを読み返してると、無性にコンビニに走りたくなって本当に困ります……!!!
【神シーン再確認】ツガイたちの愛おしすぎる掛け合いを今すぐ体感せよ!!!
ユルが真っ直ぐな瞳で「命令とかおこがましい」と答えた最高の契約シーンや、お互いの絆が深まるにつれて「右さん、左さん」と呼び分けるようになる尊すぎる距離感、アサちゃんが「おはぎ・だいふく」にデレデレしちゃうシーンは、何度見返しても最高の名シーン!ツガイたちの個性爆発な戦闘シーンや主との面白い掛け合いを大画面の映像&じっくり読める原作で今すぐおさらいしちゃいましょう!!!
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ツガイたちのコミカルなやり取りや設定の裏側を知った状態で読み返すと、面白さが次元違いになりますよ!!!
8. まとめ:ツガイの名前は、主がツガイをどう扱っているかのバロメーター

こうして大興奮で振り返ってきましたが、ツガイの名前やその呼び方って、契約者の性格や、ツガイとの向き合い方がそのまま現れる最高のバロメーターなんですよね。
「左右様」への敬意を払いながらも、物語の中でそれぞれの個性を認め「右さん・左さん」と親しく呼び分けるようになっていくユル。強奪したシリアスなツガイにデレデレの表情で和菓子の名をつけたアサの「おはぎ・だいふく」、自分の世界観に100%染め上げるガブちゃんの「ガブリエル」。荒川弘先生の作品では、ネーミングやその向き合い方一つひとつに必ずキャラクターの精神性が仕込まれています。今後登場する新しいツガイも、その主との距離感に注目するだけで、物語のヒントがいち早く見えてくるはずです。
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